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赤「僕の婚約者だ」貴「違う!」キセキ+桃「婚約者!?」

第5章 強引な僕と頑張る君


緑間side
赤「すまない。真太郎少し用があって今日はもう帰るよ」
緑「珍しいな」
赤「ちょっとね」
赤司は口元の口角を上へ上げていた。
赤「じゃあまた明日」
緑「あぁ」
赤司は嬉しそうに副社長室から出て行った。

赤司side
真太郎に帰ることを伝えてから荷物を持ち駐車場へ行き車に乗った。

そして向かった先、それは…




ピンポーン
母『はーい。どちらさま?』
赤「株式会社○○の社長をしております。赤司と申します。」
母「赤司…赤司財閥!?すっすぐ開けますっ!」

ガチャ
赤「初めまして赤司征十郎と言います。」
母「はっ初めましてっ!あっあの!うちの娘が何か失礼なことを!?」
赤「いえ、今日はお話をしに来ました。お父様はいらっしゃいますでしょうか?」
母「はい!あの!よかったら上がって下さい!」
赤「では失礼します」


唯の家
赤「改めて初めまして赤司征十郎と申します」と正座をしながら頭を下げる。
唯の両親も丁寧に頭を下げる。
唯って呼んでるのも本人の許可なしで呼んでるよ本人が嫌がっても呼ぶよ。

赤「今日はお話をしに来ました。」
父「話とは?」
赤「単刀直入に申します。唯さんを僕に下さい」
と言い土下座。

父「……娘とはどこで知り合った」
赤「昨日です。僕は唯さんに一目惚れしました。彼女しかいない。運命の相手だってそう思ったんです。」
そう言うとお母様が何故かクスッと笑った。

母「私はいいと思いますよ。」
父「……」
母「私には分かります。彼は本気よ。
それに…同んなじじゃない。」

赤「同じ…?」
母「そのうち話すことがあるかもしれませんね。
どうあなた。分かりますよね?彼の気持ち」
父「分かるよ。だからこそ…そうする。
赤司君、娘を唯をよろしく頼む」と頭を下げる。僕も下げる。
赤「はい!必ず幸せにします!」


この後僕が機嫌が良くなったのは言うまでもない。
これでやっと婚約出来た。
それと同時に唯、君は今日から正真正銘僕の婚約者だ。
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