第3章 strategie③
「そんなことあるわ。顔真っ赤にして。ほんま可愛い。」
ヒロカは手で顔を隠して下を向いてしまった。
「やめて下さい…」
「顔隠すなよ。可愛い顔見たいのに。手外して。」
それでもヒロカは手を外そうとしない。
「しゃーないなー。」
俺は部屋にあったバスローブの腰ひもを外して彼女の元に持ってくる。
「え…え…。」
俺はその腰ひもでヒロカの両腕を縛りつけ、壁についていたフックにひっかけた。
「これで顔隠せんな。」
そう言って彼女の顔をまじまじと舐めるように観察する。
「…恥ずかしいです…外して下さい…」
無防備な姿に照れる彼女はなんともエロい。
「エロ…。」
俺はヒロカのシャツのボタンを一つ一つ楽しむようにゆっくり外していく。
「いや…ちょっ…え…」
さらに体の後ろに手を回し、ブラも外した。
シャツ一枚になった上半身を一歩下がって眺めた。
「恥ずかしいです…」
「ん?知ってる。」
「見ないで…下さい…」
「見たいからこうやって縛ったんやろ?」
「そんな…」
俺は人差し指だけで首すじからお腹のあたりをスーっとなぞった。
「ひゃっ!!!」
ヒロカは体をよじらせるよに反応する。
乳首を外して、首、耳、脇腹などいろいろなとこをなぞると、ヒロカの声もどんどん甘くなる。
「ぁあっ…んっ!!…いやっ…//」