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蝶鬼姫

第1章 彼女との出会い


「いや…あの…え~と…」

どうしようどうしようどうしよう…。

これも全部兄さんのせいだ!
あと作者のせいだ!

―1年前―

「おい真姫」

不意に後ろから声をかけられた。
声の主は龍桜の総長こと私の兄、川内良だ

「おわ!いつ帰ってきたの!?びっくりした…」

1か月前に家を出てったきり帰って来なかった
兄の姿に驚いた。

私は今、高校に受かるために勉強をしてた。
机にはシャーペン、参考書、ノートやらが
散らかっていた。

志望校に受かるため、努力をしていたのだが…。

「お前、霧雨高校に行け そんで蝶鬼姫探してこい
 それだけだ そんじゃ」

「は!? ちょ!! 兄さん!?」
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