第2章 ポケモントレーナー登場!
少年「何すんだよ!俺のDS返せよ!!」
「あっ・・・ごめんごめん、ちょっとお姉さんにも見せてくれない?」
少年「・・・」
大人しくはなったけど、めっちゃ不審な目で見られてる。
まぁいいや、抵抗されない今のうちに拝見。
少年「・・・ねーこれがどうしたの?」
「なんで、今まで思い出せなかったんだろ」
少年「・・・?」
「ありがと。ごめんねいきなり!じゃーね!」
きょとんとした表情の少年を背にして、私はサクラの待つベンチに戻った。
「ちょっとぉ、いきなり私にクレープ押し付けて何だったのぉ??」
「今日教室に入ってきた動物いたじゃん、あれサクラ何か知ってる?」
「知らないよー見たことない動物だったよ、可愛かったけど」
「あれね、私たちがもっと小さい頃にしてたゲームのキャラクターだよ!」
「・・・はぁ??」