第2章 ポケモントレーナー登場!
「あークレープ美味しかった!
ってかリタ、何でみんな知らなかったのな?あんな有名なゲームのキャラなのに・・・」
「私たちも今まで分からなかったしねぇ・・・
サクラ、ついでだから明日みんなにも伝えようよ!ポケモンのキャラだってさ!」
「そっか!教えたらみんな不思議がるだろうなぁ~ちょっと楽しみw」
「そだねw」
それから私たちはプリクラを撮った後、バイバイして違う道に分かれていった。
もうちょっとで家、ってところで、目の前に一際派手な帽子を被った少年が歩いてきた。
少年って言っても私達と同じかそれよりちょっと下くらい。
ぱっと見た感じカッコ良くて、見過ぎてたら一瞬目が合った。
「っ・・・」
恥ずかしくなって横向き気味に顔を反らしてすれ違ったら、その少年が私の手をガッと握った。
「ひゃっ!!!」