第3章 red sickle
マ「これで通算46連敗だわ。あんたは昔からこーゆーの強くって遊んであげてる私が負けてばっかりだった…ふふっあんたが生まれた日のこと今でもよく覚えてるわ。あの頃はまだ私も新米ナースで…お産中もオロオロしてばっかりだった。生まれたあんたは小っちゃくて可愛くって…私が守ってあげなくちゃって思った。私にはとうとう子供はできなかったけど…」
マダム・レッドは席を立ち坊っちゃんの頭に手を置いた
マ「あんたの事本当の息子みたいに思ってるのよ。本当ならこんなせかいから足を洗わせたい」
坊っちゃんはマダム・レッドの手をどかした
シ「今僕がここにいることは僕が望んだことで僕が選んだことだ。だから、後悔はしていないし甘えてはいけない…誰にも」
ちょうどセバスチャンがリストのあらい直しが終わったようだ