第3章 red sickle
劉「成程ねそういうことか。葬儀屋は“表の仕事”という訳ね…いくらなんだい?その情報は」
ア「いくら?」
アンダーテイカーは劉様にずいっと近寄った
ア「小生は女王のコインなんかこれっぽっちも欲しくないのさ」
そしてぐりんと坊っちゃんへ向き直った
ア「さあ伯爵…小生に“あれ”をおくれ…極上の“笑い”を小生におくれ…!!そうしたらどんなことでも教えてあげるよ…!!」
シ「変人め」
『(あ、セバスチャン否定してない)』
劉「伯爵、そういうことなら我にまかせなさい…上海では新年会の眠れる虎と呼ばれた我の真髄とくとごらんあれ!!…ふとんがふっとんだ…あれ?」
マ「だらしないわね劉…仕方ない社交界の花形このマダム・レッドがとっておきの話を聞かせてあげるわ!!」
マダムの話が始まるとセバスチャンは坊っちゃんの耳を塞ぎ私も自分で耳をふさいだ
理由は簡単
マダムが話すのは全て下ネタだからだ
坊っちゃんには聞かせる訳にはいかないため耳を塞ぐが、私はお兄様にマダムの下ネタは聞くなと言われているため耳を塞ぐ