第3章 red sickle
それからアンダーテイカーはビーカーに入った紅茶?を持ってきた
ア「―――さて、聞きたいのは切り裂きジャックのことだろう?今頃になってヤードは騒いでいるけれど…小生がああいうお客を相手にしたのは今回が初めてじゃないよ」
この一言で空気が張りつめた
マ「初めてじゃない?どういうこと?」
ア「昔から何件かあったんだよ。娼婦殺しが、ただどんどん手口がハデで残酷になってる。最初はそんなにスプラッタじゃなかったからヤードも気づいてなかったけど、ホワイトチャペルで殺された娼婦には皆共通点がある」
シ「共通点?」
セ「…ですか?」
『(あの無惨な遺体に共通点?)』
ア「さてねぇなんだろうなんだろうなぁ…気になるねぇ…」