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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?番外編やNGなど

第3章 黄瀬くん誕生日特別小説







その日は珍しく朝練が無く、のんびりした登校ができる日だった

学校に着いてから廊下を歩いてしばらくと、黄色い頭が見えたため背中に向かってタックルする




『涼太ぁぁぁぁ!』



「な、何スか!?」



『お誕生日おめでとーう!
後ほど部室でシュークリーム食べようね!』



「…何でシュークリーム何スか?」



『持ち運びに楽だから
ケーキをホール丸々なんて無理でしょうに』



「…正論ッス」



『で、その手元に持っている紙袋は?』



「下駄箱とかにめっちゃ色々入ってたんすたんスよ~
できたら直接の方が嬉しいんスけどー」



『…さすがはモデルだけあるな』



ちらりと中を覗くと見ているこっちの胃がもたれそうなピンクで溢れているその紙袋の中


どうせならもっと実用的なものあげれば良いのに

バスケットボールとか

…食べ物をあげるあたしが言えないけど




「これどこに置いとけば良いッスかね
部室のロッカーって…大丈夫ッスか?」



『腐っても知らんぞ』



「やめとくッス」



シャラッと星を出しながら言う涼太に黄色い声が上がり、あたしには謎の黒い視線が送られてきたのは気のせいと信じておく













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