第10章 自己満足シリーズ

【雨宿りしている名前にキセキの世代＋影が傘を差し出すとどうなるか検証】



黄瀬の場合



「い、一緒に入っていかないッスか！？」


『…傘だけは選べないの？』


「それ俺が濡れるじゃないッスか！」


『涼太と一緒に入るくらいなら濡れて帰る』


「え、う、嘘ッスよね！？」


『…ま、今日だけ特別ね』


「…名字っちぃ！大好きッス！」


『だ、抱きつくな。傘の意味がない』


「…あ」




緑間の場合



「は、入っていくか？」


『まあ…うん。よろしく』


「…」


『…』


「…」


『緑間…』


「何なのだよ」


『ラッキーアイテムでかいよ！それが１番体積取ってるじゃん！』


「今日のラッキーアイテムは抱き枕なのだよ」


『おは朝恨むぞ！』




青峰の場合



「…入ってくか？」


『いや、いいよ。遠回りになっちゃうし、さつきと帰りなよ』


「…いいんだよ」


『いや、でも』


「おら、使えよ！俺は濡れて帰るから！」


『ちょ、青峰…青峰ー！！って速ぁぁ！！…仕方ない使ってやるか
…い、イケメンかよ！』