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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?番外編やNGなど

第6章 苦手なもの





「…分かりました」


「よっし、いつでもこいや!」


「しー!青峰っちうるさいッス!」


「いいから静かにしろ」


「…大まかにしますが、溺れてるところを名字さんに助けてもらったんですが今度は名字さんが溺れたんです」


「お前らは互いに何やっているのだよ」


「そこから何とか波打ち際に出たのですが…名字さんが息をしていなくて…ってだけです」


「…ほう」


「じ、人工呼吸なら仕方ないのだよ!」


「人工呼吸ならねー」


「そうだな。人工呼吸ならばな」


「(人工呼吸じゃなかったら僕何されてたんですか)」



はぁ…と不安のこもった溜め息を吐いた黒子は青峰の足の脛を一回だけ蹴った

彼は痛てぇよ!と怒っていたが、その後何かを思い出したのかハッ!と言って背筋をピンとさせた



「…何の話してたんだっけか?」


「名字っちの苦手なものについてッス!」


「あ、そーだそれだ」


「この流れ的に黒子っち!何かないッスか?」


「ないです」


「即答ッスか!?」


「実はありますけど、ムカついたので」


「ひどいッス!」



そう言って嘆き出した黄瀬に黒子は少し黒いオーラを放った。すごく微量だ。すごく

だが黒子は仕方無さそうに話を始めようと、黄瀬に心のこもってない謝罪をした










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