【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?番外編やNGなど
第6章 苦手なもの
『…何してんの?』
「お、うおお!名前!」
「名字っちの苦手なものってなんスか!?」
『…苦手なもの?』
「そうッス!」
『…さつきの作った料理かな』
「「「!!」」」
合宿でぶっ倒れたことを思い出した3人はぶわぁ…と変な汗をかきはじめて、再び頭を抱え始めた
そこを名前はじゃあちょっと呼ばれたから。と普通な顔をしながら言い去っていった
「…そう言う峰ちんは何か知らないのー?」
「あ?そうだな…水泳じゃね?」
「そう言えば泳げないで去年溺れてたッスね」
「確かそんな中黒子を助けに行ったんだったな」
「あー…あったね~」
「…なぜ黒子は赤くなってるんだい?」
「い、いえ、気にしないで下さい」
黒子の顔が赤い理由は分かる人には分かるだろう。溺れて彼女の事を助けたのは黒子で、その際彼女に人工呼吸をしたのも彼だ
まあ彼が顔に出すのは珍しいと思いながらスルーしてあげるのが優しさだろうけど、それをしないのが何人かいる
「名前に人工呼吸でもしたんだろ?」
「…?」「!」「!?」「…」
「…何で知ってるんですか?」
「勘」
「どういうことッスかそれ!」
「黒子、俺にも詳しく聞かせてくれ」
「…え」
そのことに赤司は笑みを浮かべ、黄瀬は動揺を見せ、緑間は顔を赤くし、青峰はある意味笑みを浮かべ(ニヤニヤとした)、紫原は無表情を保ちながらお菓子を食べていた
黒子の背中には、冷や汗が伝った