【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?番外編やNGなど
第6章 苦手なもの
「…それならむしろ欠点を探せば良いじゃないですか」
「「それだ」」
「峰ちんと黄瀬ちん…何、名字ちんの弱点探してんの~?」
「完璧すぎて気持ちわりぃだろ
赤司みてーに」
「青峰、それはどういうことだ」
「何でもねぇよ」
「緑間っち何か名字っちの弱点知らないッスか?」
「そうだな…」
そう言って考え込む緑間の脳内には2年生になって間もない際に保健室で名前が消えていることが流れていた
だがそれは言わない方が良いと判断したのか別のことを言おうとまた考え始めた
「…前に遊園地に言ったとき、グロいのが苦手だと言っていたのだよ」
「あ…言ってたな」
「俺が名字ちんのこと担いだやつ~?」
「な、なんスかその話!
俺知らねぇんスけど!」
「僕も知りません」
「1年の頃だからな。黒子はまだ三軍で、黄瀬はまだ三軍どころか、バスケ部に入ってなかっただろう?」
「1年から入っておけば良かったッス…」
「(…行かなくて良かったと思いますけど)」
他に何かないのか?と言う青峰に全員がまた悩み出し、黄瀬は遊園地に行けなかったことを悔やんでいた
そこで黄瀬はいつ名前を遊園地に誘おうか…と全く別のことを考えていたようだがスルーしよう
「あ、前に名字ちんにお菓子あげたんだけどさ~」
「おー」
「それ苦手だからいいや。って返された」
「何味だそれ!」
「え~っと、確か彼女からの愛の味」
「いらねぇよ!
つーか彼女って誰だよ!」
再び溜め息を吐いて頭を抱える青峰は自分自身で見つけようとムキになっていた
そこに1回名前が帰ってきて、重たい空気の6人に驚いていた