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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?番外編やNGなど

第5章 青峰くん誕生日特別小説









『…』




その例の雑誌を握りつぶしてからおよそ10分

つまり気持ち良さそうな顔をして寝ている大輝を10分間眺めている。ということになるのだ

さすがに飽きるから





『大輝、起きてー』



「…」




さらにムカついてきて大輝の鼻を摘まむと、さすがは大輝と言うべきなのか口で呼吸を始めた

ちなみにいびきをしている


それがまたさらにイラつかせてきて、とりあえずそこら辺に転がっていた枕を使って呼吸ができないように押し付ける





「…!?」



『あ、起きたっぽい』



「さつきか!?」



『名前ですけど』




枕を投げ出すようにバッと起き上がった大輝は寝ぼけているのか、あたしをさつきと見間違えている

…いや全然違うだろ!





「あ?名前?」



『うん』



「何でここに居んだよ」



『あー、誕生日だから?』



「…誰のだ? 」



『大輝の』



「やべ!今日夏休み最終日か!」



『気にするのそっち!?』




宿題やってねぇ…と呟く大輝を放って置いて、握り潰した例の雑誌をそこら辺にに隠しておく

多分、元あった場所あたりだけど…ハハハ、ごめんよ











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