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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?番外編やNGなど

第5章 青峰くん誕生日特別小説








『・・・』




ピンポーンとインターホンを鳴らしてやって来たのはキセキの世代エースこと、大輝の家

誕生日だけど夏休みで学校がなく、全中が終わったばかりで部活もないためやって来たのだが…5分経っても出てこない





『あの野郎…』




寝てんのかと考えると、さつきの言っていた勝手に入って大丈夫という言葉を思い出して、心の中で謝ってドアを開ける

本気で思ってるからね!?





『確か…こっちだっけ?』




さつきからついでにと教えてもらった部屋までの道のりを脳内で思い出して歩き出す

ふと気になるドアを見つけたため、小さく失礼しまーす…と呟いてドアを開ける

そこにはキレイとは言い難い部屋があり、布団からはみ出て寝ているガングロを見つけた





『大輝』



「…」



『だーいーきー』



「…」



『はぁ…』




全く起きる気配がない大輝の寝顔を見るとどこかいつもより幼い雰囲気が滲み出ていた

暇なため部屋をキョロキョロ見てみるとあまり良くない雑誌が出ており、その本を燃やしたい衝動に駆られた




『いや落ち着け、落ち着け…』





うん。男の子なんだから仕方ないんだよね
…あれ、それだと征十郎とかテツヤどうなるんだ?

あ、やっぱ考えるのやめとこ

どこからか来た罪悪感に対して溜め息を吐いてその場にあった例の雑誌を握り潰した


…あ、ごめん












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