• テキストサイズ

【マギ】幸せを願って。~亡国の姫~

第4章 国王と話すこと


セリシアSIDE


「フンフフン~~」

鼻歌交じりに仕事をする。
今日はこの部屋に一人。
時々文官は入るけど、基本ひとり。
だから音なし声なしのつまんない空間。
というわけで、鼻歌が混じる。

「ん、おっけ。」

また一つ、仕事を終わらせる。
なぜか今日は一段とペースが速い気がするんだが。

「あー、これは・・・。」

王様の失態の件か・・・。
この類はジャーファルが別の日にやるからよけておいてって言われてる。
今までもそうだったから、ちゃんと見たことはないんだよねー。

「・・・うわ・・・。」

内容初めて読んだけど、これは・・・。
コメントは控えさせてもらおう。

「何も見てない何も見てない。」

そう言いながらよけておく。
・・・ん、誰か来る。
ジャーファル?

バンッ

ドアが開く。
ああ、やっぱりジャーファルだ。
/ 369ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp