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【マギ】幸せを願って。~亡国の姫~

第3章 王子来賓


セリシアSIDE


「セリシア・・・。」

「ん、何?」

そばに来たピス姉。
でも、口をパクパク開けるだけで、何も言わない。
するとヤム姉もそばに来た。

「ピスティ、唖然としてるのよ。身長が急に伸びたから。みんなも驚いてたけど、気づかなかった?」

「ああ、あの驚きってそう言う意味だったのか・・・。てっきり、久しぶりに見たからだと思ってたんだけど。」

「まあ、それもなくはないでしょうねぇ。」

そこまで話してようやく声を出すピス姉。

「・・・セリシア、身長、なんで・・・?」

「えーと、デアルいわくだけど。ママの死から立ち直ったからそれまで止まってた身長が伸びたんじゃないか・・・って。」

「う、裏切り者ぉ~~!!」

「うぇぇ!?」

「ずるいって!なんでそんな急に伸びるのよぅ!?」

「そんなこと言われても・・・。」

「・・・今何センチ?」

「155センチ。」

「・・・。いいもん、私の方がお姉さんなんだから。」

なんか立ち直ってくれた・・・?
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