第2章 身長・・・マジで?
セリシアSIDE
「あの、そろそろ本題に入りません?ぐずぐずしてると朝議に遅れますけど。」
痺れを切らしたのか、仲介・・・にはいるジャーファルさん。
ぐずぐずって、朝議の前に朝ご飯だけどね。
「ん・・・。で、何の用?」
「ね、見て何か気づかない!?」
いくらまだベッドの上だからって、私とジャーファルさんを比較すれば、簡単にわかるはずだ。
「・・・。ああ、身長伸びたな。」
・・・。
伸びたなって。
「それだけ!?」
「おう。ちなみに何センチ伸びたんだ?」
「えーと・・・。」
ついさっき、ヤム姉のところで図ってきた。
身長の差は、えーと。
「17センチ。138センチから、155センチ!」
「ふーん・・・。4日で17・・・。」
「そ!だから、なんでかわかんない?」
そういうと、少し考える表情になった。