第9章 ピスティの「大人への教室」??
セリシアSIDE
「・・・は?」
驚きを隠そうともせずでたのはそれ。
「・・・今、なんて?」
どう対処すべきかはよくわからないけど、とりあえずピス姉に言われたもう一つの言葉を先に言ってしまおうか。
「だから、その・・・セックスしよ?」
そう言った瞬間、ジャーファルの顔が真っ赤になる。
・・・え、なに。
てか、せっくすって何?
言えって言われたから言ったけどさ?
「ば、馬鹿っ!!」
急に抱きついてきた。
え、え、なに、どういう?
「か、軽々しくそう言うことを口にしちゃいけませんから!」
「そ、そう?」
何、せっくすって、そういう・・・人前では言わないような言葉だったの?
「そうですよ!第一、意味わかって言ってます!?」
「え、その・・・。」
この後どうするかはピス姉何にも言ってないしな。
ど、どうこたえよう?
「第一、急すぎるでしょう!?っていうか、セリシア、あなたまだ16でしょ!!は、早すぎですよいくらなんでも!」
どうしてこんなにうろたえてるんだろう?
ここまでうろたえるジャーファル、初めて見たよ、多分。