• テキストサイズ

【マギ】幸せを願って。~亡国の姫~

第9章 ピスティの「大人への教室」??


セリシアSIDE


ピス姉に言われて、仕事中のジャーファルを悪い気はしながらも呼び出した。
ピス姉の提案の最初っていうのが、ジャーファルを呼び出して二人きりになること。
別に二人きりならどこでもよかったみたいだけど、せっかくだからってさっきの隣の部屋にした。
・・・もちろん部屋を決めたのはピス姉だけど。

「仕事中はあんまり声をかけてきませんでしたから、少し驚きましたよ、セリシア。どうしたんです?」

部屋に入るなり、ジャーファルはそう言う。
どうしたって言われても、私にもいまいちよくわかってないけどね。

「うん・・・ちょっと、話があって。」

ピス姉に言われたことの二つ目が、できるだけ恥ずかしそうにすること。
あと、上目がちで。
それで、決められた言葉を言うこと。

「話?心当たりはありませんが・・・なんですか?」

恥ずかしそうに、上目で、その言葉を・・・。











「あのね・・・。子供・・・作らない?」








/ 369ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp