第9章 ピスティの「大人への教室」??
セリシアSIDE
「ま、ある意味当然の結果だよな。」
本当に悔しいんだけど、認めぬわけにはいかないな・・・。
ホント、悲しい限りなんだけどさぁ・・・。
「負けたーー!!!」
もうやけだ。
「ま、そりゃそうだ。」
ジャーファルのくれた剣で初めての練習。
とりあえずってことで、一回手合せしたんだけどさ。
結果ぼろ負け。
一本勝負じゃ結果は丸見えだからって十本先取のしょうぶをしたんだけど。
開始5分程度でぼろ負け。
「うー。くやしいなあ・・・。」
負けたこと、というか、ジャーファルさんにもらった剣でぼろ負けしたこと、にね・・・。
「敗因、教えてやろうか?」
「お願いします。」
「第一に、弱い、第二に使い慣れない剣でやったから。第三に俺が相手だから。」
ひとつめはわかってる。
二つ目も、しょうがない話なのかも。
ただ3つ目にはなんか腹が立つ師匠だ。
まあ、勝てないうちはそうも言ってらんないか・・・。
あー、早く剣使いこなさないとー!!