第8章 お仕事であって初デートです。
セリシアside
「さてっと。ジャーファル、そろそろ帰りますか。」
占いの館をでた後、またいろんなお店を回った。
えーと、私用の服屋とジャーファルのための服屋(みたけど結局断られて買ってない。)と、アクセのお店に靴屋、あと武器屋にも行ったか。
他にもいろいろ行ったかな?
ちなみにいうとあんまり買ってない。
いいものはたくさんあるけど、なくても大丈夫っていう感じだし。
「そうですね。もう日も沈み始めましたし。」
「シンドバッドさん達、ちゃんと仕事してますかね?」
「どうだか…。なんなら明日まで帰って来なくてもいいとは言われましたけど。」
それは…仕事したくないから?
「まあ、そんなわけにいきませんけど。」
ジャーファル、ご苦労なんだなー…。
やっぱ、私ももうちょっと仕事手伝う方がいいかな?
「大変な時は呼んでくださいね?」
「出来るだけ頑張りますが…どうしようもなくなったら呼ばせていただきます。」
苦笑いのジャーファル。
一応私も仕事出来るんだからねー。