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【マギ】幸せを願って。~亡国の姫~

第8章 お仕事であって初デートです。


セリシアSIDE


「よし・・・。セリシア、オーケーです。」

「あ、終わりました!?」

一応言うと、別に私は暇してたわけじゃないよ?
ちゃんと仕事してたからね。
ただ私の方が早く終えれてただけ。

「ええ。後は王宮に帰ってまとめれば大丈夫なので。」

「そっか。じゃあ行こう?」

ずっと楽しみにしてたんだよね。
だから仕事も少し早くできた。

「そうですね・・・。どこに行きましょうか?」

「どこでもいいけど・・・。」

「・・・そう。」

「あ、えっと、ジャーファルと一緒ならどこにでも行けると思うから・・・さ。」

言いながら恥ずかしくなった。
これ、あと半日もつかなあ・・・?
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