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【マギ】幸せを願って。~亡国の姫~

第6章 迷いと決意


セリシアSIDE


コンコン

「セリシアー??」

「起きてる??」

ドアをノックされる音がした。
そのあとに聞こえたのはヤム姉とピス姉の声。
今、何時かな。
だいぶ前から起きてはいるけど、ぼーっとしちゃって、動いてない。
眠気はない。
あいかわらずの目覚めの良さだ。

「・・・まだ寝てるのかな・・・。」

「珍しいね。早起きのセリシアなのに。」

返事はしないし、音も立てない。
そのうち、二人の気配が遠のいた。

「・・・。」

何もする気になれなかった。
ホント、何やってんだか。
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