• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第57章 迫るタイムリミット、託された決断



「……リヴァイ?」
「お前も賭け事が好きだな……
分かった。それでいい。」


呼びかけと殆ど同時に、
呆れたような声で言われて、
机の下で小さくガッツポーズをする。


これで私がこの賭けに勝てば、
リヴァイと対等な立場に立てる……!

いつも何に関してもやられっぱなしだから、
お願い事は慎重に決めよう……


まだ勝ってもいないのに、
頭の中で何をしてもらうか考えていると
エルヴィンが風呂から出て来た。


私とリヴァイの方に向いていた扇風機を、
エルヴィンの方へ向ける。

「ありがとう。」

そう言って微笑んだエルヴィンの髪は、
まだ少し湿っていた。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp