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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第57章 迫るタイムリミット、託された決断



「そうか。だがリヴァイは、
観るのを嫌がったんじゃないのか?」

「え、何でそう思うの?」

エルヴィンの問いに、すかさず問い返す。


「そうだな……
それはリヴァイの沽券に関わるから
俺の口からは言えないよ。」


「……どういう意味?」
「余計なことを気にしてんじゃねぇよ。」


もう一度エルヴィンに問いかけるのとほぼ同時に
リヴァイの声が被さり、言葉を止めた。


「知らなくても何の問題もない。」

エルヴィンはそれだけ言うと、
曖昧な表情で窓の外に視線を向けた。



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