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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】
第8章 “たまる”
エルヴィンと一緒に脱衣所を出て、
食卓のある和室に入ってすぐ
「凛。リヴァイに何をされた?」
と、真剣な表情で問いかけられる。
「……な、何って?」
碧い瞳が一心に
こっちを向いていることにたじろぎ、
どもってしまう。
エルヴィンの瞳は、
それでも真っ直ぐに私を見ていた。
沈黙に耐えきれず、
「……急に腕を引かれて、」
そう言いかけるが、
いやおうなしに身体を触らされた。
なんてことを言っていいものか悩んだ末、
「それだけ、です。」
と、話を終わらせる。
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