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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第54章 安息の時間



「凛。ちゃんと乾かしてからにしろ。」

「……いいよ。いつか乾くから。」

「今乾かせ。風邪ひいたらどうすんだ。」

リヴァイはそう言ってベッドの上にあがり、
ベッドボード脇にあるコンセントに
プラグを差し込むと、
ドライヤーのスイッチを入れた。

それと同時に、
髪の毛に温風が吹き抜ける。



「……リヴァイ、やっぱり優しいよね。」

「あ?何か言ったか?」

リヴァイは強風の音に
殆ど掻き消された凛の発言を聞き返すが、
凛は何も言わず、リヴァイに身体を預けた。


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