• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第51章 次の目的地への準備





動物園を後にして、
電車とバスを乗り継いで家に戻り、
車に乗ってひとまずコンビニを目指す。

リヴァイを助手席に乗せて車を走らせていると、
隣から視線を感じ、横目でリヴァイを見た。


「わざわざ車で行く必要はあるのか?」

「かなりある。
徒歩ではさすがに入りにくい。」

リヴァイの問いに即答すると、
腑に落ちないような表情で見入られる。


そんな目をされても、
実際に入り辛いんだから仕方ない。


入るのが恥ずかしい……

なんて気持ちは、
疾うになくなってしまったが
もし知り合いにでも目撃されたら厄介だ。



「これについては、
私の先導に従ってくれるんじゃなかったの?」

そう問いかけると、
リヴァイの眉間から皺がなくなる。


「……そうだったな。
お前に従おう。」

目を瞑って小さく頷いたリヴァイを
横目で確認し、アクセルを強く踏んだ。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp