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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第50章 全ての暴露



「元々両親も不仲だったし、
二人が家にいると空気が悪かったから
別に淋しいとかいう感覚はそんなになくて。
家に居ない方が楽でもあったから」
「両親が不仲だった原因は、親父の浮気か?」

凛の発言を遮り問いかけると、
凛は驚いた表情のまま固まった。


「……え、なに、リヴァイって探偵か何か?」

「それも悪くない……だが違う。」

冷静に返答すると、凛の頬が少し緩んだ。



「どのタイミングでそう感じたの?」

「お前が電車で下衆野郎に
説教かましてる時だな。」


「……そんなヒントを与えるような
説教してた?」

「してた。
俺には、まるでお前の身近に、
旦那に裏切られた嫁がいるように思えたが。」

凛の質問に答えていくと、
凛は少し息を吐き

「リヴァイにも隠し事はできないみたいだね。」

と、小さく笑った。

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