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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】
第50章 全ての暴露
「リヴァイ、本当に料理上手だね。
いいお嫁さんになれるよ。」
「俺は嫁にもらわれる気はねぇがな。」
冗談めかして発言する凛に合わせて
返事をすると
肩で笑う凛が目に留まる。
こいつの笑顔を見ると、
その度に強い安心感を覚えた。
「元の世界でも料理してたの?」
「時々、な。」
「時々でここまで美味しいのが作れるのか……
才能なのかな。」
この世界のモブリットに作り方を教わった
厚揚げの照り焼きを口に含んだ凛は、
咀嚼しながらも表情が緩んでいた。
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