• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第7章 得意なことは秘密なこと






「……悪くない。」


「そうだろ?味にうるさいお前も、
絶対そう言うと思ったよ。」


二人は卓袱台の前に座って、
私の作った晩御飯を食べていた。



「結局掃除に夢中になって、
お昼ご飯のこと忘れてましたからね。
お腹が空いてたから、何でも美味しく
感じるんだと思いますけど。」

私も二人の横に座り、食事を始める。


エルヴィンは横目で私を見ると、

「……凛。家に帰って来た時から
敬語に戻っているんだが。」

そう言って小さく微笑んで見せた。



エルヴィンに指摘されて気付いた。

そう言えばそうだ。

いつの間に敬語に戻ったんだろう。




「リヴァイが怖かったか?」

「何で俺を怖がるんだ。
怖い要素なんて見せてねぇだろうが。」


彼の乱暴な口ぶりにも、今は少し慣れてきた。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp