• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第47章 お弁当と目的地





「今日はどこへ行くんだ?」

朝ごはんを食べている最中、
エルヴィンがリヴァイに問いかけた途端、
少しの沈黙が漂う。


「……これから決める。」

リヴァイがそれだけ言うと、

「ほう。俺には言いたくないような
場所に行くのか?」

エルヴィンはすぐに
リヴァイの心の内を察して問いかけた。


「……エルヴィンって、
誰の気持ちでも読み取れるんだね……」

確かにリヴァイが返答するまでの間は
少し不自然な部分もあったけど
それだけで言いたくないような
場所に行くと察するには、
あまりにヒントが少なすぎる。


「リヴァイは分かり易いからな。」

「……そう?」

頭の中に疑問符を浮かばせながら
リヴァイに視線を向けると
面白くなさそうなリヴァイの顔が目に留まった。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp