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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】
第44章 欲
「大丈夫だ。
今日、リヴァイは帰ってこないよ。」
「え?!待って、
そんなの聞いてないんだけど!」
「そうだろうね。
言ってなかったからな。」
エルヴィンは平然と答えると、
凛の手を引いて歩き始める。
「……何で帰って来ないの?」
「二人で決めていたからだ。
だからリヴァイが休みの日は、
俺も家には帰らないよ。」
いつの間にそんなことを決めたんだ……
相変わらず二人は私のいないところで、
勝手に話しを進めている。
少しくらい
相談してくれたっていいのに……
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