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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第43章 矛盾の追及



「……欲しい物……か。」

そう言ったきり黙り込んだ
エルヴィンを横目で見つめる。


エルヴィンの欲しい物、と言えば、
この世界の技術や資源などしか
思い浮かびそうにない。

お金で買える娯楽品や装飾品といった類には
興味がないようだったし、
今まで一緒に生活してきた中でも、
食べ物や服装にこだわりは感じられなかった。



「欲しいものならあるが、
金では買えそうにない。」

エルヴィンはポツリと呟くと、
凛の顔を覗き込む。

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