• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第42章 甘い文字





二人で洗濯物を干した後、
素早く支度を済ませると、
府内の主要駅近くの映画館に訪れる。

駅前ということもあり、
館内は平日にも関わらず賑わいを見せていた。


「……いつものことだけど、
エルヴィンと一緒に歩くと、
周囲の視線が痛いね。」

そんなことを言っている傍から、
前から歩いてくる女性に顔を盗み見される。


擦れ違い際に、横目でチラッと
顔を確認されるのは、これで何回目だろう……

こんなイケメンと手を繋いで歩くくらいだから、
相当美人なはずだ!
という期待を簡単に裏切ってしまって、
何だか申し訳ない気分にすらなってくる。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp