• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第41章 作戦と不足を補う方法



「……だが、君がそう感じるということは、
君は10歳以上年上の男に抱かれたことがある、
ということだな。」


突然図星を突かれ、
エルヴィンから目を逸らす。


「その男は、君を満足させられなかったのか?」

逆に顔を覗き込まれ、思わず畳に顔を伏せた。





「……俺は君の質問に答えたが、
君は俺の質問には答えたくない。
そういうことでいいか?」

優しく髪を撫でられながら、ため息が漏れる。


その言い方はズルい。


何だか私が卑怯なように思えてくる。


何にしても聞き出し方が上手いのは、
職業柄なのだろうか。


横目でエルヴィンを見ると、
悪戯っぽい表情が目に留まった。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp