第40章 ●ずっと君だけを
「んあぁ、っ……!!」
「……俺もかなり気持ち良いよ。
泣いていないだけで、
きっと君より気持ち良いと思う。」
嬌声を漏らす凛の耳元でそう呟くと、
陰茎が陰部の奥深くへ
飲み込まれるような感覚がした。
「……またいったのか?」
「んっ…、もう、何回いったのか……
分かんない…っ。」
凛は涙を堪えるように、声を押し殺して
エルヴィンにしがみつく。
「……我慢しなくていい。
気持ち良くて泣く分にはいいんじゃないか?」
泣くこと自体に抵抗を持っている彼女を
安心させるように
涙の跡を、そっと唇で拭いながら、
ゆっくり腰を動かし始めた。