• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第39章 命を預かる仕事



「……エルヴィンの仕事について、
私は口を挿める立場じゃないけど
少なくとも私は今、エルヴィンに
命を守ってもらってる気でいるよ。」

そう言い切った直後、
エルヴィンの腕に引き寄せられ
暖かい体温に包まれた。


暑い夏であっても、この暖かさは心地いい。



二人がこの世界に来るまで、
身体を重ねる為に抱きしめられることは
多々あったけど、
こうして安心感を得られる抱擁を
された記憶は殆どなかった。





「……エルヴィン、暖かくて気持ちいいね。」

背中に回した手で
そっとエルヴィンの背中を摩ると、
エルヴィンは何も言わないまま
抱きしめる力を強めた。



/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp