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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第5章 知りたい世界




そんな言葉をかけてもらえるとは
思っていなかった。

今日あったばかりの女に、
しかも自分もまだ混乱している最中なのに。


唐突にネガティブな発言を投げかけられて、
良い気分なんてしなかっただろう。

それでもエルヴィンは私を諭すように、
優しい語彙を選んで声を掛けてくれた。


エルヴィンの世界の人は、
みんなこんなに優しい人ばかりなのだろうか。


エルヴィンと話をする度、
その世界をもっと知りたくなる。


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