• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第37章 恩返しと覚悟の時間



「凛はそろそろ、
あの二人がいなくなった時のことを
考え始めないといけないと思う。」

範司がハッキリした口調で言った言葉は
自分が避けていた事実だ。




二人と一緒に過ごした心地いい日常が、
あと少しで終わる。



エルヴィンとリヴァイの隣は
とても居心地が良かったけど、
自由奔放で勝手気侭で天真爛漫で……
それ故、暴走し始めると
止められないこともあった。

でも実際は揺るぎない信念や志があり、
元の世界に対する強固な使命感には、
酷く感心させられた。


そして何より、
二人は強く優しい心を持っている。

その心に触れて、
自分は生き続けることを決意出来た。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp