• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第35章 恋人候補の説教




脱衣所を後にしようとした時、
ふとある疑問が浮かび上がる。

これを聞いて、どうする訳でもないが、
一度気になったことは
とことん追求したい性分だ。


後ろを振り返り、
着替え終わった直後の御食に視線を合わせた。




「……御食が凛に色々仕込んだのか?」


この聞き方で理解してもらえるか
微妙なところではあるが、“みけ”なら
分かってくれるのではないかと思っていた。


御食はすぐにその質問の意味に気付き、

「いや。俺はどちらかというと、
仕込まれた側だ。」

と、頬を緩める。



「……そうか。やはり彼女はすごいな。」

堪えきれずに、小さく吹き出した。




/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp