• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第31章 懐かしい人



「元恋人、か。
どうせお前のことだから、
酷いフラれ方でもしたんじゃねぇのか。」

「……リヴァイ。
聞き方が直接的過ぎるだろう。」

「いや、いいよ。
まさにその通りだから……」

エルヴィンのなだめるような
声を聞きながら、
別れた時のことを少し思い出し、
呆れたような笑いが漏れた。




「かなり酷い別れ方したから、
会い辛かったんだ。」

「あのミケが何かやらかしたのか?」

リヴァイは凛の顔を横目で見る。



「……簡単に説明すると、
御食の家に合鍵で入った直後、
思いっきり“最中の現場”を目撃して、
そのまま別れた感じだね。」

凛がそう言った直後、
少しの沈黙が漂った。


/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp