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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第27章 もうひとつのきっかけ



「何も言われてねぇよ。」


……何もないなら、
何故二人揃ってそんな顔になるんだ。

端的に答えたリヴァイの表情を、
バックミラーで確認する。



「……なんだ。
そんなに俺たちは暗い顔をしていたか?」

私の訝しげな視線に気付いたのか、
エルヴィンとミラー越しで目が合った。


「……うん。
なんか、全然嬉しそうじゃない。
元の世界へ戻れるんだよ?」

「そうだな……
だが、まだ思い残すことがたくさんある。」


「……思い残すこと?」

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