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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第27章 もうひとつのきっかけ




……元々コンビニまで買いに行かせるつもりで
私に買い出しを頼んだな……


おじいちゃんのわざとらしい
申し訳なさそうな表情を見ながら、
予感が確信に変わる。



「……ねぇ、私がいない間に、
何の話ししてたの……?」

いつもより大きな歩幅で、
せっかちに歩いたお蔭で
部屋とコンビニの往復をしただけなのに
どうしても呼吸が乱れる。


「大した話はしておらん。
これから、元の世界へ戻る為の手段を
考えようとしておったところじゃ。」

おじいちゃんの落ち着いた声を聞きながら、
元居た椅子に座った。

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