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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】
第26章 変わらない目的
リヴァイは二人のやりとりを聞いた後、
「……元の世界に戻る為には、
俺たちを救った凛の生命力を取り戻す。
それだけでいいのか?」
そう言ってノートに視線を落とす。
「いや、もう一つ
きっかけがいるようなんだが……」
好古がそう言いかけたところで、
部屋のドアが勢いよく開いた。
凛は部屋に入るなり
「おじいちゃん!ここの売店、
カップ酒なんて売ってないけど!」
と、声を荒げる。
「すまん、すまん。
そうじゃったかのう。」
好古は少し息を切らした凛に
視線を向けた。
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