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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】
第4章 正反対の相手
エルヴィンは、
生きていることに希望を持っている。
生きることに絶望し、
自ら死を選ぼうとしている自分とは
まるで正反対だ。
「……俺にはまだ、
やり残したことがたくさんあるんだ……
自分の責任を全うするまで、
死ぬわけにはいかない。」
確かエルヴィンは
団長をしていると言っていた。
団長という事は、自分の軍団を持ち、
その先頭に立って
指揮する立場だったんだろう。
そんな立場にありながら、
こんな場所に飛ばされて、
自分の世界が気掛かりにならない筈がない。
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