• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第4章 正反対の相手




「……君の名前は、何ていうんだ?」

何の脈略もなく問いかけられ、
一瞬口を噤むが

「……凛です。」

と、戸惑いながらも答える。


「凛、か。いい名だな。」


こんな状況なのにも関わらず、
穏やかな声を発する男を不思議に思う。

もしも、自分が彼の立場なら。

それこそ落ち着いていられないどころか、
取り乱してまともに話なんて
出来なかっただろう。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp