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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】
第24章 必要なお節介
「寝たね、これは。」
範司は小さく笑うと、押入に向かう。
「凛は酒が弱いのか?」
エルヴィンは机に突っ伏して眠る凛を
心配そうに見つめた。
「いや、女の子にしては強い方だと思う。
君たちが強すぎるからね。」
「……お前に言われたくないがな。」
リヴァイは範司の後姿に向かって呟く。
範司は押し入れから取り出したタオルケットを
凛にかけると
「……で。
今の所、どっちが優勢なの?」
そう言ってニヤリと笑い、
エルヴィンとリヴァイの顔を交互に見た。
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