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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第23章 掬えそうな星の下



「……エルヴィンの気持ちは、
分からないでもない。」

小さく笑ったようにも見えたリヴァイに

「なに、何の事?」

と、問いかけた瞬間、暖かい温もりに包まれた。




「……どうしたの?」

「さぁな。」


自分から抱きしめておいて、
“さぁな。”はないだろう。


それでも、熱いくらいの体温が心地よく、
そっとリヴァイの背中に手を回す。





「凛。」


穏やかな声が耳元で聞こえ、
リヴァイの肩に額を当てたまま、
視線をリヴァイに向けた。



「俺に、恋人のやり方を教えてくれ。」



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